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発熱外来について

[2020.10.20]

2020年10月20日において平日午後5時から、土曜日午前11時半より発熱外来を行っておりますが今年はコロナのために当院でのインフルエンザ等の検査ができません。検査でコロナが拡散してしまう危険があるためです。病院等で検査をしている場合、隔離室や駐車場などで完全防備で行っている報道があるように特に注意が必要な検査です。通常のクリニックでは検査できません。当院でもそのような構造にはなっていないためほかの検査も中止しています。クラスターの発生を防ぐためです。現在、インフルエンザの流行は例年の100分の一から500分の一との発表が有ります。従って発熱の成人の方はむしろ新型コロナウイルスをインフルエンザよりを強く疑う必要があります。子供の場合家庭内の感染がほとんどなので家庭内に症状がある成人がいれば行政にも相談あるいはコロナが検査できる医療機関を探すのが現実的と思います。実際クリニック等では動線の確保がしづらい為コロナの検査が可能なところは少ないと思います。

 コロナのQ&A koronaQ&Aをお読み下さい。

1,家族に風邪症状、発熱はないか。小児の場合家族内感染が8割。

2,保育園、幼稚園、学校の同じクラスで同様の症状が出ていないか

以上情報を集めて受診して下さい。新型コロナは症状ではほかの風邪と鑑別できません。というより小児はただの風邪で終わることがほとんどのようです。むしろ家族に風邪症状がなく、高熱の場合はコロナ以外の感染症を考えなければなりません。ただインフルエンザの状況は上に書いたとおり極端に少ない状況です。従いましてインフルエンザが強く疑われた場合は検査をせず抗ウイルス剤の投与も考慮します。万が一のコロナを防ぐためです。

現在、当院では強制換気、医療用の空気清浄機、接触面への抗菌コートをしていますが、それでも検査で万が一のころなの拡散は防げないと考えています。各地域の病院でクラスターが発生しているのは感染防御の難しさを示している物と考えます。通常のインフルエンザ等の検査はエアロゾルの発生があります。その点ご理解のほどお願いします。

 

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