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インフルエンザ治療について

[2019.10.29]

インフルエンザはほとんど自然治癒する病気であるという考えもありますが、発病後48時間以内に抗インフルエンザ薬で治療を開始すれば重症化が予防できるため、当院では基本的に抗インフルエンザ薬を使用致します。お知らせにも書いたとおり38度発熱後約6時間以上で検査をし陽性であれば使用致します。以前タミフルで行動異常があったとの報告がありましたが、その後の調査で行動異常はインフルエンザによるものが明らかなり、現在では思春期の子供たちにもタミフルが使用できるようになりました。吸入はどのくらいの量が入ったかが不明なことが多く、またゾフルーザはA型に耐性の問題があります。そこで当院ではタミフルを基本的に処方致します。B型の場合は服用できる年齢であればゾフルーザも考慮致します。また新しい情報があれば随時方針は見直す予定です。本日インフルエンザ時の異常行動についての発表がありましたが、分母がわからず全く意味のない発表です。ただインフルエンザ罹患後少なくとも48時間は様子をよく見るという点は変わりありません。抗インフルエンザ薬を服用していなくても異常行動の報告は多数ありますので。

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