メニュー

新型コロナウイルスワクチンとこども-2

[2022.01.24]

オミクロン株の流行が拡大しています。子供へのワクチン接種を国は始めようとしています。当院では下記の理由でこどもへのコロナワクチン接種を致しません。

断っておきますが、私はワクチン至上主義者と思っています。これまでのワクチンはすべての方に受けてほしいと願っている立場です。こどもでもリスクの高い人には新型コロナウイルスワクチン是非接種して頂きたい。以下は健康なこどもたちへのメッセージです。

1.新型コロナウイルス感染症は大人と子供では違う疾患と認識しています。特に成人の基礎疾患のある方、高齢者は生命の危険があります。ところがこどもの新型コロナ感染はほとんどが軽症か無症状です。

2.新型コロナウイルスワクチンの長期の副反応がまだ不明です。若い方で突然死している方がいます。原因不明と判断されている様ですが、基礎疾患の無い方でした。ワクチンはそのリスクを大きく上回るときに接種するものです。ここに大きく違和感を感じます。もちろん株が変わりこどもでも重症化するリスクが高くなればワクチンは必要です。

3.現在、問題となるのはリスクのある成人や高齢者になるべく早く3回目に接種をすることです。そうすれば多少の流行でも医療逼迫はおきません。こどもではありません。問題がずれていると思います。秋から始まるであろうオミクロン株のワクチンも必要となるのでしょうが、余りウイルスが変化しないように祈るだけです。エンドレスで接種するのでしょうか。

4.令和4年8月、日本小児科学会から新型コロナウイルスのワクチンを努力義務とするように発表がありました。当院でも精査して検討致します。こどもの予防接種を始める場合は再度お知らせ致します。オミクロン株で急にこども達が重症化しているわけではないようですが。

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME